子供口座(未成年口座)でソーシャルレンディングの運用を始める Part 1(ソーシャルレンディングとは?)
最近、フィンテック(金融とIT)という言葉が流行っていますが、
「ソーシャルレンディング」という言葉はご存知でしょうか?
ソーシャルレンディングとは?
簡単に言えば、銀行を介さずに、
個人投資家が個人や中小企業にオンラインで貸付することができるプラットフォームを提供するサービスのことです。
例えば、起業して3年以内の企業や、パチンコ店などは、銀行からお金を借りにくい状況です。
そういった銀行からお金を借りにくい個人・企業への貸付に、
個人投資家が投資するソーシャルレンディングが始まっています。
(他にも、銀行の審査は長いため、早くお金を借りたい、不動産の融資では掛け目が低く、多額の自己資金が必要となる、などの理由で利用する企業も多いです)
ソーシャルレンディングのメリット
- 株価のように値動きがない
- 毎月分配金を受け取ることができる(※案件によって異なります)
- 1万円から投資できる
- 利回り10%以上の高利回り案件もある
上記のようなメリットがあります。
ソーシャルレンディングのデメリット
私はあまり気にしませんが、デメリットも紹介しておきます。
- 流動性がない(お金が欲しくても満期まで待つ必要がある)
- デフォルトが起こると投資金すべてを失う可能性がある(担保付案件もあります)
- 株のように2倍、3倍といった大きな利益は望めない
私は長期でのんびり投資したいため、流動性はあまり気にしていません。
また、長期投資が嫌だ、という人は、3か月程度の短期案件もあります。
私も投資しています
参考までに、私はmaneoから7,567,373円の収益を頂いています!
その他の業者については、
ソーシャルレンディング研究所に投資履歴を載せていますので、ご覧ください。
子供名義の口座で運用するメリット
親の名義口座ではなく、子供名義の口座で運用するメリットは、3点あります。
- 38万円までは非課税となる(確定申告することで税金が還付される)
- 児童手当の所得制限に寄与しない
- 子ども医療費助成の所得制限に寄与しない
私の場合、所得税率が20%、住民税が10%ですので、
子供口座で運用すると、38万円×30%=11万4千円 分お得になります!!
(本来かかるはずの11万4千円の税金が無課税となります)
さらに、子供の所得ですので、
児童手当や子ども医療費助成の所得制限に関連がなくなります。
※子供の所得が38万円を超えると扶養から外れるため注意してください。
子供名義の口座で運用していいの?
詳しい方は、借名取引に該当しないか?と疑問を持つ方もいると思います。
この件はSBI証券の未成年口座で親権者が取引をすることは、借名取引になりませんか?で解説されているように、
親権者が法定代理人として子の財産を管理する場合は、借名取引には該当しません。
ということで、親が子の資産を管理することは認められています!!
子供名義で開設できるソーシャルレンディング業者は?
実は、2016/3/14時点ではクラウドバンクだけです・・・。
他の業者も対応してほしいですね・・・(法律の壁でしょうか?)
それでも、1社開設できるのは個人的に非常にありがたいため、早速クラウドバンクに子供用口座を開設してみました。
詳細は別の記事に記載します。
Part1 ソーシャルレンディングとは? 完
Part2 クラウドバンクで未成年口座を開設 に続く